「採卵後の卵巣の腫れや浮腫に ― 鍼灸でできるサポート」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
治療を頑張っておられる方や、次の一歩に悩んでいる方の力になれたらと思い、今回は採卵後の卵巣の腫れやOHSS(卵巣過剰刺激症候群)の予防について少しお話しします。
当院でも得意な治療の一つです。
体外受精(IVF)やタイミング療法などで使われるhCG注射は、排卵を促すために欠かせない治療の一つです。
ただし、その作用が強く出ると、排卵後に卵巣が腫れたり、下腹部の張り・むくみを感じる方も少なくありません。
このような状態は、いわゆるOHSS(卵巣過剰刺激症候群)へと進行することもあり、医療現場でも注意深く経過を見ていく部分です。
近年の研究(Fertility and Sterility, 2022; 118(4):712-720)では、hCG投与後の卵巣の反応や血流変化が詳しく報告されており、ホルモン変動が卵巣の浮腫や炎症反応に関与することがわかっています。
つまり、卵巣が「がんばりすぎている状態」を、いかにやさしく整えるかが重要なのです。
鍼灸では、骨盤内の血流を整え、体液の循環を助けることで、このような腫れや張りを自然に沈めていくことを目的とします。
とくに当院では、
・採卵後の下腹部の重だるさ・痛み
・hCG注射後の卵巣の張り・むくみ
・体の火照りや気分の落ち込み
薬の力を使いながらも、体を「戻す力」を引き出すのが鍼灸の得意分野です。
OHSSを防ぐためのサポートとしても、安心して受けていただけます。
婦人科鍼灸に携わって早20年。
これまで多くの方の体と心の回復に寄り添ってきました。
採卵後の不調や、治療との両立にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
参考文献
Fertility and Sterility. 2022; 118(4):712–720.
“Physiologic and pathophysiologic changes in the ovary after hCG administration during controlled ovarian stimulation.”
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