お灸と手もみマッサージの治療サロン「くまがやリラックス」

当院の不妊鍼灸についてAcupuncture Treatment for Infertility

着床数実績

お陰様で2018年12月で開院して2年を迎えます。
これから通院・治療をお考えの方へ少しでも手助けとなりますよう
着床数のデータを公開いたします。

着床件数

24件(内9件は初めての着床)

※医師による判定を受けた数

現在妊娠中

12名

出産

3名

期間:2017年1月~2018年10月

なぜ不妊鍼灸をしようと思ったのか

鍼灸院で本物の先生に出会い、沢山の臨床経験・治療経験を得られたこと、その技術と知識を、不妊の悩みを持つ方々に還元したい。

私が初めて不妊という言葉を意識したのは、鍼灸の学生の時でした。
デンマークの不妊治療を学ぶ授業があり、出生率をあげる目的から不妊治療を積極的に取り入れるというVTRを見たことを今でも覚えています。今から10年以上前で、当時は一般にこれほど不妊という言葉が浸透していなかったと記憶しています。ちなみに学生の時は鍼灸の治療が自律神経にどのような効果があるかを研究していました。
その後、鍼師・灸師の免許を取得し、武蔵浦和のメディカルモール内(色々な専門医院が入っている駅前のタワー)にある鍼灸院へと勤めることになりました。そこでは西洋医学と東洋医学の統合を目指しており、医師連携のもと不妊治療が早くから行われていました。そこで、不妊治療・婦人科疾患(子宮筋腫・チョコレート嚢腫・子宮脱など)を担当していた先生が中医師・鍼灸師である路 蘭静先生でした。先生は忙しい方でしたが、いつも気にかけてくれ積極的に施術も行わせてくれました。不妊治療をうたう鍼灸院は沢山ありますが、実際これほどの臨床経験と治療経験を持った鍼灸師はそうは居ないと自負しています。
そうした経験の中、身体と鍼灸の相性がいい方や不妊治療で鍼灸を組み合わせることによって良い結果がでる方もいらっしゃるということがわかりました。私自身30歳を過ぎて、知人・友人から妊娠しづらいという話を聞くことがあります。親にも相談しづらい、友達にも相談しづらい、産婦人科の先生も忙しそうで聞きづらい・・・。 気軽に相談出来る場所を自分で作ろうと考え、不妊鍼灸のできる治療院を始めることにしました。

不妊鍼灸をすすめる理由 The Reason

今なぜ多くの人に不妊鍼灸が注目されているのか?

鍼灸を進める根拠

根拠がないことを勧めたりはしません。現在は世界中で鍼灸が見直され、アメリカやヨーロッパの不妊治療の現場では積極的に鍼灸が利用されています。下のグラフを見てください。

米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載

米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載2004年に米国で発表された報告によると、体外受精を受ける前後にたった2回の鍼灸治療によって、妊娠率は向上し、流産の確立が大幅に低下したそうです。
2008年2月に英国医師会より発表された報告によると、体外受精を受ける女性が同時に鍼灸治療を受けると、妊娠の確立が65%高くなるそうです。

●胚移植日にはり治療を行うと体外受精、顕微授精の妊娠率を上昇させる。

Fertility & Sterility(アメリカ生殖医学学会誌)2006年 デンマークからの発表
273例を研究対象とし、はりを行わない群では22%の妊娠、はり治療群では36%の妊娠率であり、はり治療群に有意に妊娠率が高かった。

●体外受精後と顕微授精後の黄体期にはり治療を行うと妊娠率が有意に高かった。

Fertility & Sterility(アメリカ生殖医学学会誌)2006年 ドイツからの発表
225例を対象とした。針を行わなかった群では13.8%、行った群では28.4%の妊娠率で、はり治療群に妊娠率が高かった。

●体外受精後に鍼治療を3回行い、鍼治療群に妊娠率が高かった。

Fertility & Sterility(アメリカ生殖医学学会誌)2006年 オーストラリアからの発表
228例を対象に、HMG(排卵誘発剤)注射時、採卵前、採卵直後に針を行った。行わない群では23%、はり治療群では31%の妊娠率であり、有意差はなかったが、はり治療群に妊娠率は高かった。

●体外受精と併用されたはり治療は妊娠率を向上させる

British Medical Journal 2008年 アメリカからの発表(メリーランド大学、ジョージタウン大学産婦人科)
過去の7件の臨床試験のデータをまとめた。はり療法を併用した胚移植は、はり治療を受けた群の臨床的妊娠は1.65倍高く、継続中の妊娠は 1.87倍、生児分娩率は1.91高く、はり治療は妊娠率の高さと関連していた。

治療の選択肢を広げることは大事

不妊治療は時間との勝負です。卵子の数は生まれた時には決まっていて、加齢とともに減少していきます。出来るだけ早く治療に入ることが大事です。
アメリカやヨーロッパでは不妊治療に代替療法(鍼灸・ヨーガ・アロマ等)を積極的に取り入れる方が日本と比べ多いというデータも出ています。ハーバード大学による近年の研究でも、不妊治療に鍼灸を取り入れることを勧めています。

髪の毛よりも細い鍼を使用しています。想像されているよりは遥かに痛みは無いと思います。お灸も肌の上で直接燃やすわけではないので、火傷の跡が残るような心配はありません。
1. お灸の温熱効果、鍼の刺激により骨盤内(子宮・卵巣)または全身の血流を改善し卵子が育ちやすい環境を作る。

鍼やお灸をすると脳は異物が侵入したと錯覚を起こします。するとそこに血流を集め白血球を送り込みます。白血球を送り込むために血流を増やします。骨盤内の血流を増やすことにより骨盤内の子宮や卵巣の環境を整えます。鍼やお灸をした後にお風呂に入った後のように血色が良くなったり、施術した周りが赤くなる(フレア現象)のはこのためです。血流が増加しコリの解消・痛みの減少・疲労物質の回収も同時に起きていると考えます。
私自身お灸が大好きです。当院のお灸には自信があります。
ですので鍼に抵抗がある方はお灸だけでも受けていただきたいです。
木箱の中へもぐさを入れてその熱をヘソから入れます。終わった後はお腹から骨盤がしばらくぽかぽかします。その日の体調で0.1㌘単位で刺激量を変えています。
また、香りが自律神経に及ぼす影響も大きいと考え、老山白檀(サンダルウッド)をもぐさにブレンドして一緒に燃やしています。この方法は日本で当院だけだと思います。

2. 鍼灸をすることにより自律神経にアプローチし調整する。また、自律神経と女性ホルモンは大いに関係があります。

鍼灸が自律神経の調整に役立つということは論文で証明されています。その自律神経の働きをコントロールしているのは脳の視床下部です。また、妊娠に重要な女性ホルモンは脳の視床下部・下垂体と卵巣から分泌されますが、その卵巣へ指令を出しているのも脳の視床下部・下垂体系と呼ばれる部分です。卵巣から女性ホルモンが出るには、脳の視床下部から分泌指令が出て(①ゴナドトロピン放出ホルモンGnRH)、それをキャッチした下垂体がさらに分泌命令を出し(②卵胞刺激ホルモンFSHと③黄体化ホルモンLH) その命令を受けて卵巣から④卵胞ホルモン・エストロゲン黄体ホルモン・プロゲストロンが分泌されます。視床下部には自律神経の働きをコントロールする役割があるため、視床下部の混乱は、自律神経のバランス・ホルモンのバランスを乱すことに繋がってしまうのです。
自律神経は交感神経と副交感神経の二種類が常に拮抗してバランスをとっています。日常で活動的な時は交感神経が優位になり、リラックスをしている時は副交感神経が優位になります。しかし、現代では女性も男性と同じように仕事をするようになり交感神経が優位になりやすい傾向が多く見られます。不妊に悩まれる方で多いのが、20代で就職し毎朝の通勤、パソコンやスマホで目を酷使(目からの光は交感神経が優位になりやすい)、一日中エアコンの効いた環境。(冷え性の悪化・体内の温度調整機能の低下)そういった環境で10年以上過ごし30代になり子供を作ろうとした時なかなか出来づらい。
寝た状態で鍼やお灸をすると副交感神経が優位になるという結果も出ています。私自身学生時代はこの分野を研究していました。当院で施術後お腹が減ったりするのはそういったことからです。(胃や腸は副交感神経が優位になると動き出します)

施術コース・料金Course

基本は、当院の通常の施術コースと同額となりますが、初回のみ初診料を頂いております。初回は、治療のご希望やお悩みについてしっかりと問診をさせていただきますので、60分程度のお時間をいただいております。

子宝鍼灸・妊活・婦人科コース

▶︎ 実績公開中

15年の実績と経験を持つ、当サロンのメインの治療になっています。
むくみ子宮筋腫・内膜症など婦人科疾患も対応いたします。
完全予約制になっており、お一人ずつ治療・カウンセリング致します。会話を聞かれる心配もありません。

お着替え

お着替え

お着替えを無料でご用意しております。
手ぶらでご来院ください。(背中側がマジックテープになっています。必要最低限の露出ですみますので安心して施術が受けられます。)

まずは、お気軽にご相談ください。

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当院の感染症対策につきまして

いつも皆様には当院の感染症対策にご協力頂きありがとうございます。
既にご来院頂いております皆様は各自感染症対策を徹底して下さっております。お陰様で当院と致しましても不安無く治療に専念できております。改めまして感謝申し上げます。

当院では常に最新のエビデンスに基づき、感染症対策と致しまして以下のような取り組みを行っております。

これからご来院いただく方へのお願い

誠に勝手なお願いで大変恐縮になりますがご来院いただく際は以下の注意事項をご留意下さいますようお願い致します。

  1. ・ご来院いただく際は検温をお願い致します。また37.5℃以上の発熱または風邪症状の場合はご来院をお控えください。
  2. ・1ヶ月以内に海外渡航歴がある方は施術前にご申告お願い致します。
  3. ・免疫力の低下を防ぐためにも定期的なお身体のメンテナンスをお勧め致します。お身体をメンテナンスすることにより予防にも繋がります。お気持ち早めのご来院をお勧めしております。

またご利用後お気づきの点などございましたら、info@kumagaya-chillout.comまでお気軽にお申し付け下さい。

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